この後ろ姿を、一生忘れないでいようと思う

とうとう幼稚園が始まった

こつぶがこれから通う事になる幼稚園は、３歳になる月から本入園できるシステムになっています。
たとえば７月が誕生日の子であれば、７月から毎日通う事ができる。
来年度４月までの間に、少しずつ園児たちが増えていくシステムです。

先生達にとっても、一気にガッと子供たちが増えるより把握しやすいのかもしれない。

今までも週２でプレに通っていたんですが、二時間だけで２０００円（お昼ご飯はなし）と中々なお値段だったので、非常にありがたい。

こつぶもお友達と遊びたくてたまらないお年頃で。
プレ中もあっちのお友達に「あそぼー！」と声をかけ、こっちのお友達が遊んでいる様子をジッと眺めたり。

親としては「自分の遊びに熱中できないのはよくないことなんじゃ…？」と不安になりましたが、その旨を先生に相談したところ「こつぶちゃんは”お友達と関わること”が今一番やりたいことで、熱中している事なんだと思います」と言われて安心した事もありました。

こうやって先生に相談しやすい環境だったのも、この幼稚園に決めた理由でもあります。

みんないい先生なんよ…

初めて見た後ろ姿

初めて制服を着て、帽子を被って、真新しいリュックを持って。

その他にも初登園は持っていかなきゃいけない荷物でいっぱいです。

今まで通り、幼稚園の中まで一緒に入る親御さん達ももちろんいたんですが、こつぶに「一人で行ける？」と聞くと大きく頷いたので彼女の意思に沿うことにしました。

今まで持ったことないような重い荷物を持って、あっちへよたよた、こっちへよたよた。
「むりだよ！」「もって～！」とすぐに言ってくるかと思いきや、ふらつきながらも目的地に向かって歩いていった。

あー、こんなに大きくなったのか。

あー、まったく振り返らずに行けるのか。

あー、こうやって、子供は親から離れていくのね。

色んな思いが一気に胸に去来して味わった感情は、今までに感じた事ないものでした。
何でも「ママがして」じゃなくなった事が嬉しいやら寂しいやら。いや今はまだちょっと寂しい。

心配する内容も「お友達と仲良く出来ているかな」とか「幼稚園楽しめているかな」というものになってきて、これもこの先少しずつ変わっていくんだろうなあ、なんて思ったりしています。

嬉しいけどちょっと寂しくて色々願ったりする。

母親、めんどくさいけど楽しいです。

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