親になっても趣味を続けられるかどうかって、結構大きな分岐点な気がする
親になると、一人時間、減りますよね。
独身時代や夫婦二人生活の時にはあんなに打ち込めていたことも、子供ができた途端に出来なくなって、「諦める」というより「捨てる」という感覚に近い。
こつぶが産まれて１年間はもうお世話に必死で必死で、夜は息してるか心配で夜間授乳以外の時にも起きちゃうし、趣味なんてものは完全に忘れていました。
こつぶの月齢ごとの絵日記はメモ帳にちまちまと描いていましたが、それもいつの間にか溜まる一方となり、今思い返してみると１歳半を過ぎたあたりからこつぶのお世話以外何もしていない自分に自信や興味が失われていくばかり。
過食に走ったのもこの時期なので「何か自分でする事」が欲しかったんだと思う。
でも、親になったからには子供が一番でないといけなくて、自分自身のことは捨てていくのが美徳。
誰から言われたわけでもないのに、誰かからそう言われてる気がして、一人がんじがらめになっていく。
こつぶの事はとても大事で宝物で、何よりも優先したい存在。
だけど、自分というものが何だかよく分からなくなっていく。
そんな気持ちでグルグルしていました。
「本を読もう」と思えるようになったのはこつぶが２歳になった頃で、「あ、絵描きたいな」とより能動的な好きな事に立ち返る事が出来たのは本当にここ最近。
自分時間って大事だな、と改めて思います。
子供をどれだけ愛していても、自分の事も愛してあげないとうまくまわっていかないよねと反省も込めてしみじみ思います。
夫はそこらへんが上手
さて夫はというと、私よりその区分けが上手です。
こつぶは大事。
でも、自分自身のことも大事。
本人は「こつぶが大事で自分の事なんてどうでもいい」なんて言っているけど、私には全然そうは見えないんですよね。
２時３時までの夜更かしは当たり前だし休日の朝はもちろん起きてこないし、こつぶが赤ちゃんの頃からスマホゲームはやってる（課金あり）し自分の好きなスポーツの試合は必ず見る。
いやめっちゃ自分の趣味満喫してるやん。
って私が思っちゃうのも無理ないと思う。
ただの愚痴になっちゃった。
私もこれからはもうちょっと肩の力抜いてこうね
とはいえ、夫の趣味が私のワンオペタイムを土台として満喫できている事はさて置きちょっと真似しようかなと思っています。
どんな時でも常にこつぶを心のど真ん中に置いて、私の言動全てが彼女に影響すると思っていた時期もありましたがそんな事はないかもな、と思う今日この頃です。
最近は「私が育ててる」というより「元気に育ってくれてるなあ」という感覚。
こつぶとの時間も目一杯楽しんで、私ひとりの時間も目一杯楽しんでいきたいです。
ちなみに今回の一件で夫への信頼は更に堕ちました。
それとこれとは別だからね。ちょっと近々話し合いましょうね。
にほんブログ村ランキング参加中です！
