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昔は色んなものになりたかった
子供の一言って、たまにドキッとさせられます。
3歳ですし、深い意味を持って尋ねているわけではないんでしょうが、過去に黒歴史や失敗談を持つ大人が聞くと勝手に色んなものと繋げてドキドキドキッとしちゃうんですね。
自ら墓穴を掘りに行くというか。
若い頃って、色んなものになりたかった。
「色々な職業」という訳じゃなく、「クリエイティブな事をしたい」とか「格好いい人間じゃなきゃいけない」とか「立派な人になりたい」とか、なんかそういう、ふわっとした色んなものに。
理想を掲げるのは大事だし、それに向かって歩んでいく事も大事だけど、ガシャンガシャンと色んな枷を自分に嵌めていた気がします。
ふわっとした理想を突き詰めるほどの頭も持っていなかったので、ただただ重くなっていく枷をどうする事もできなかった。
あの頃は「こんなにたくさん”なりたいもの”がある」という事が誇らしいと思っていた。
じゃあその”なりたいもの”に向けてどんな事をしてきただろう、と振り返ると、ただ強がるだけだったりやってみても続かなかったりの事の方が多かった気がします。
不器用だし不真面目だったな~と今振り返ると思ったり。真剣じゃなかったというか。
今はどうだろう
後悔している事も反省している事も劣等感を感じる部分もたっくさんあるんだけど、案外生きやすいです。
「自分はこうあらねばならない」という枷がなくなって「まあこういう自分もありよね」と思えるようになってきたからかな。
もちろん今も「こうしたい」という目標はあるけど、それに自分が縛られてる感覚はあんまりない。
多分本心から「そうしたい」と思えているから、自然と目標に向けて動けている感じがします。
目標とは違って出産してからの密かな野望なんですが、こつぶに「私のママは格好いい!」と思ってもらいたいな~とは常々思っています。
その道のりはまだまだまだまだまだまだ遠いな~~~~。
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