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イヤイヤ戦史①~来たぞイヤイヤ期、どこが地雷か分からないぞイヤイヤ期~
何年経っても色褪せない磨き上げられた芸
なんて、私が言うのも本当に本当に本当におこがましい(元々芸能関係に疎いし今はお笑いも殆ど見なくなったし、見ていた時であっても詳しくないし私が芸事に富んでいるわけでもない)んですが、チュートリアルさんのネタが大好きで。
もうね、初めて見た時笑いすぎてお腹痛くなった。
テンポも素晴らしいし、徳井さんの心の底から興味あるって感じで目をキラキラさせた表情にも引き込まれるし、福田さんのキレのある突っ込みと「お前は本当に何言ってるんだ…」ってドン引きする時の対比が絶妙で。
母と二人でゲラゲラ笑って、観終わった後も余韻で笑い続けていたのを今でも覚えています。
あの嫌味がひとつもなくて、ただただ相手に興味があると言わんばかりの表情と態度。
小さな出来事をとてつもなく壮大なものに昇華させ、話を膨らませるあの話術。
あれを、イヤイヤ期真っ盛りのこつぶに対してできないだろうか。
(話術は半分以上諦めてたけど)
何年もお笑いを見ていない、疎い私なのに対応策を考え始めてすぐ出てきた案でした。
どんだけ強く記憶に残っていたんだろう。
親は役者にならざるを得ない時がある
たとえば、すっごい得意げな顔で「みて!」って持ってきたただの石ころ。
たとえば、しっちゃかめっちゃかな部屋の中で「じゃじゃーん!」と見せられるおままごと。
はじめの内は喜ぶ我が子の顔を見て「すごいじゃーん!」とこちらも心底テンション高く返せるけれど、同じことが二度三度と続くと正直内心は「またか…!」となってしまうのが慣れを知り尽くしてしまっている大人の悲しい性。
でも子供にとっては常に新鮮な驚きに満ち溢れているから、親もなけなしの気力を振り絞って「すごいじゃーん!」と言う時、ありますよね。
こつぶは自分の思い通りにならなかった時にむきーっとなる事がもちろん多かったですが、私の「あ~またか~」って雰囲気を敏感に察知していた気がする。
微笑んで受け入れて共感し続けることは、私にはどうしても難しい。
それならばと、徳井さんに心に住んでもらう事にしました。
何言ってんだこいつと思われると思いますが、当時の私は超本気でした。
というわけで次回、徳井さんに心に住んでもらいます。
(この言い方がいけないんだろうな)
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