イヤイヤ戦史②~娘が泣いた、私も泣いた~

イヤイヤ戦史②

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イヤイヤ戦史① イヤイヤ戦史①~来たぞイヤイヤ期、どこが地雷か分からないぞイヤイヤ期~

動悸するようになった
ある日帰ってきてすぐに起きたこと
その日は朝から調子が悪かった
自分でも聞いたことのないような怒鳴り声
大泣きするこつぶ
私も泣いた

爆弾が常にそばにあるような気持ち

大げさかもしれないけれど、当時の私は本当にそう感じていました。

数秒前までニコニコしていたのに理由も分からないうちに機嫌が急転直下する。
大きな物音が得意でない(多くの人がそうだろうけど)私にとっては心臓が飛び跳ねてばかりでした。

あれしても駄目、これしても駄目、結局理由は分からないまま、とにかく嵐が過ぎるのを待つしかない時の方が多い。

いつからか「これやらせたら爆発するんじゃないか」「これやったら爆発するんじゃないか」とこつぶの気持ちよりも自分の気持ちの安定を優先させていました。

先輩ママさん達は笑いながら「大変だったよ~」と言っていたけれど、本当に笑いながら当時を振り返れるようになるのかな、

とか、

他のママさん達は上手くやり過ごせていそうだよな、

とか。

周りを見ては勝手に劣等感を感じる日も珍しくない。

24時間いつも一緒のこの可愛くも恐ろしい爆弾を、どのように扱えばいいのか迷いあぐねる日が続きました。

爆弾は私の中にもあった

そんな迷いや劣等感が積み重なり、明確な「ストレス」という形で胸の中に深く根を下ろしていたのは、私自身が爆発した時までははっきりとは気づいていませんでした。

自分がこんなにも大きく、キツく、棘がある声を出せるとは知らなかった。

元々穏やかな性格では決してないけれど、それでもこんな攻撃的な自分がいる事を知らなかった。

こつぶに対して怒鳴り散らした時、最初に感じたのは衝撃でした。

子供を産む前は我が子に手をあげる親の存在が信じられなかったけれど、その時図らずとも分かってしまいました。
正直、「叩いて静かにさせたい」と明確に思いました。想像までした。

私の中にも爆弾がある。
私の中にも鬼がいる。

実際に行動に移すかどうかは、本当に紙一重なんだと思います。

日々聞こえてくる悲惨なニュース。今まではただ親を「あり得ない」と断じていただけでしたがそれだけじゃ駄目だよね。
その背景や、どうすればそんな出来事を無くせるのか、その先まで考えていかないといけないと強く感じます。

とはいえ、私もこのままじゃダメなんです。

という事で次回、よくよくよくよく考えることになります。

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