どうも、日々献立に悩まされているもまです。
献立考える時間を一日24時間以外の別枠で設けてほしい
昔、夕食を食べ終わった直後に母が「明日の夕飯何にしようかな~~~」と早くも悩み始める姿を見て、幼いながらに献立決めるの大変なんだなあと思った記憶がある。
そして時を経て今は私が献立を考える役を担うことになった訳でして。
毎日思い悩むよりも、と一週間ごとに献立を考えるようにしているんですがこれもこれで時間がかかる訳でして。
うんうん唸りながら献立を考えつつ「何か食べたいものない?」と隣にスマホを眺めている夫に聞いて頻出するのが「ない」か「うどん」のどちらか。
おっけーおっけー、今から君をひき肉にしてやるから待ってろ。
主食よりおかずに迷ってんだ私は。
閑話休題。
先日、相も変わらず献立に悩みながらネットの中をさ迷っていました。
マンネリ化してきてるなあ…何かいつもと違う感じのものが食べたいなあ…
そんな時、ふと目に入ったサイト。
参考 コク旨!濃厚!煮込みハンバーグカンロ飴食堂飴で料理…?
あまりに想像していなかった組み合わせに目が釘付けになる。
カンロ飴ってご存じでしょうか。
1955年に発売後、60年以上続くロングセラー商品です。
原材料は砂糖、水あめ、醤油、食塩のみというシンプルさ。
実は一度しか食べたことがありません。
子供の頃におばあちゃんの家で食べて、うええこれはお年寄りが好みそうな味だ~~としかめ面したのを覚えています。
原材料を見てわかるとおり、みたらし団子の味といえば伝わるでしょうか。
あのカンロ飴を料理に使うの…?
絶対面白い。
というわけで、作ってみる事にしました。
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レッツクッキング
思い立ったが吉日、スーパーへGO。
(写真撮る前に真っ先に開封しちゃった)
うーーん、そういえばこんなパッケージだった。
発売以来デザイン変えてないのかな、レトロで店頭に並んでいても見つけやすい。
早速肉ダネを用意します。
でーーーーーーん。
早朝にこねこねこねこねしまくって冷蔵庫で寝かせていました。
そうした方が肉ダネも固まってまとめやすく、焼くときに肉汁を中に閉じ込められるんだそうです。
そして公式サイトのレシピとおりのソースを作っていきます。
水…50ml
ケチャップ…大さじ3
ウスターソース…大さじ2
酒…大さじ2
コンソメ(顆粒)…小さじ1/2
カンロ飴…2個
これらを耐熱皿に入れ、耐熱皿の端を空けてふんわりラップをかけ電子レンジ(500W)で4分程加熱。
ここで注意なんですが、結構カンロ飴がボウルの底にくっつく。
結構しっかりめにくっつく。ちょっと削ってはレンジで30秒加熱を二回ほど。
混ぜていきます。
この時火傷しないように気を付けて。私は手の甲に飛び散りました。
公式サイトさんが「深いボウル」と指示していたのに従わなかったのが間違いだった…
いい感じ。
肉だねをフライパンに入れて焼いていきます。
表面に焼き色がついたらひっくり返してもう2~3分。
うーーーん、いい匂いがしてきた。
肉が焼ける匂いってなんでこんな幸せな気持ちになるんだろう。
そしていよいよ煮込んでいきます。
ぐつぐつぐつ…
ちなみに小さいハンバーグはテテさんの分です。冷凍分もかねて全て倍量で作っています。
ぐつぐつぐつ…
テテさん、ハンバーグの匂いを察知して「いいにお~~~~い」と連呼しています。
ぐつぐつぐつ…
できたーーーー!!
お味はというと…
美味しい!!!
レシピ名に「コク旨」とあるとおり、本当にコクがあります。照りも出ていて見た目も綺麗。
カンロ飴…中々やるじゃないか…
近頃再び食べムラの波がやってきたテテさんも、「おいしいねえ〜〜」と言いながらパクパク食べてくれました。
カンロ飴様ありがとう!!!!!!!!!!!
これはリピート確定です。
しかもこれ、甘すぎないんですよね。自然な甘味というか、くどくない。長時間煮込んだような旨味がある。
ソースにポイポイと入れるだけでこの味ができるのは楽ちんです。
敢えて難を言うとすると、やはりソース作りの際の飴を溶かす工程でしょうか。
容器にこびりついた時はちょっと焦りました。
何もせず加熱追加だけでももしかしたら溶けたのかもしれない。
とはいえ、それを鑑みてもこの味でまた頂きたいと思えるレシピです。
カンロ飴にこんな使い道があったなんて。
久々のヒットでした。次は何作ろうかな〜
普段使う調味料メンバーにカンロ飴追加しよ。