暑い日が続きますね。暑い暑い。
暑い暑い暑い。
毎週末、こつぶをどこで遊ばせるか頭を悩ませる毎日です。
二歳児レディの収集癖
我が家の小さな怪獣、こつぶ。
遊び盛りのこの二歳児、収集癖があります。
そりゃもう色々集める。
石、駄菓子の容器、ヘアアクセ、ガチャガチャ、えとせとら、えとせとら。
色違いのものがあれば必ず欲しがる。
参考例（ 買 い す ぎ ）。
どれだけ種類があっても、間違いなく持っていない色を選んで「これがほしい」と要求する。しかも恐るべきはこれ、マイク本体の色のみならず枠（？）の色も持っているかいないかをがっちり覚えているところ。
「これ持ってるよ」と誤魔化そうものなら、
「もってないでしょ！！！！」
と怒られる。
ひええ…
でも買わなきゃいいじゃん、て話ではあるんですが、「よく覚えてるなあ」と純粋に感心してその努力に対して買っちゃうし、夫も収集癖があるのでやっぱり買っちゃう。
そんな訳で、我が家には色違いの玩具や駄菓子やらがこれでもかという程ある。
で、その収集癖は遊んでいるときにも遺憾なく発揮されるんです。
二歳児レディのご要望
「ママ、おりがみつくってー！」
そんな要望がくると、思わずグッと構えちゃうようになりました。
何故か。
参考：【 折り紙 】 簡単 ! かわいい 苺 ( いちご ) 折り方 Origami Strawberry 【 食べ物 】
ひとつで終わらないから。
「しろでつくってー！」
「あかでつくってー！」
「みずいろ！」
「みどり！」
もうね、ご満足いただける頃には作り方覚えちゃうレベル。
YouTubeの作り方動画よりも早く折れちゃうレベル。
参考：[Origami] Penguin instructions
参考：お正月の折り紙⭐︎簡単でかわいいうさぎの折り方【音声解説付き】
いやどんだけ折らせるのよ。
この折り紙フレンド達、作ったあとどうするのかというとソファや床に綺麗に並べて延々と眺めていらっしゃる。
そりゃもう延々と。
あなたが喜ぶならそれでいいのよ私は…
参考：【簡単】おりがみで作ろう♪ 立体になるちょうちょの折り方
（あれ、私いつまで折るんだ…？）
作るのが好きじゃなくて、喜んでもらえるのが嬉しい
「元々料理とか工作好きなの？」と言われることがある。
とんでもない。
とんっっっっっっっでもない。
独身時代は料理する＝鍋にぶっこめ方式だったし、ものづくりの学校に通わせてもらった癖して好きなのはデザインするところまでで、実際に形にするのは大の苦手だった。
そして昔も今も超絶不器用。
でも「これを作ったらあの子は喜ぶかな」とか、「これ見せたらどんな顔するだろう」とか、そんな事を考えるようになって、自然と手が動くようになった。そして不格好だけど一応完成までこぎつけられる。
出来上がったものの出来不出来って子供には関係ないんですよね。
大人が見たら「あちゃあ…」って仕上がりでも、子供はニコニコしながら宝物のように扱ってくれる。
いや、もちろん十数分後に打ち捨てられている事もままあるんだけど。
それでも、成果物を見せた瞬間の表情を見ると嬉しくて、「今度はもうちょっと上手く出来るかもしれないぞ」ってまた作りたくなっちゃう。そう思うくらいには、あの瞬間の子供の表情には威力にやられっぱなしです。
「私」という生き物はこの先も作られていく
結婚する前、「私は〇〇は絶対しないだろうな～」と思っていた事は結婚してからも本当にしなかった（例：夫を優しく起こす）のに、妊娠した時は「私は〇〇は絶対しないだろうな～」と思っていた事を不器用ながらもいつの間にかやるようになってた。
「キャラ飯とか絶対作らない！」と言ってた舌の根が乾いた頃合いに作ってた。
（自分が面長だからか自然と彼も面長にしちゃってるね）
めちゃくちゃ面倒くさくて嫌々な時ももちろんあるけれど、面倒くさいけど「まあやるか…」って悪い気はしてないレベルの事も結構ある。
早起きめちゃくちゃ苦手だったのに今や５時前には起きる体になってるし、超インドア派だったのにほぼ毎日外に出ている。
何が何でも絶対に日焼けしたくなかったのに、自分の体で子供の日除けになった時は夫が絶句していた。
思えば「私は〇〇だから」って自分のキャラクターを決めつける事が多くて、それってものすっごくもったいなくて、くだらない事をしてたなってしみじみ思います。
自分の中の意見も感じ方も昔と随分変わったし、肌もシミがたくさん出来た。白髪だって出てきた。
昔の自分が、今の自分のようになりたかったかと言えば正直違う。
焦ることも落ち込むことももちろんある。いーーーっぱいある。
でも、予想していなかった今の「私」の好きなところも結構、わりと、見つけられる。変わっていく自分を「まあ、これもいいじゃん」って思える事が増えてきた。
まだまだ私は作られていく。
子供をはじめ、色んな人や物事の影響を受けながら、母としても人としても。
それって、結構楽しいかもしれないなあ、なんて。
作ってきた折り紙フレンド達を見ながらぼんやり思うのでした。
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